宇宙の暗黒物質(全天周映像作品)
ローレンス・バークレー国立研究所のマイケル・バーネット(Michael Barnett)によって制作された全天周映像作品「宇宙の暗黒物質」(原題 "Phantom of the Universe")
の日本語版を制作しました。約28分の作品です。
私たちの身の回りに大量に存在すると考えられているにもかかわらず、見ることも触ることもできない不思議な物質。暗黒物質またはダークマターと呼ばれるこの物質の発見から、正体を解き明かすための取り組みまでをCGをふんだんに使って解説しています。
フルドーム・フェスティバル Jena 2017 Honorable Mention 受賞作品です。
※この作品で紹介されている大型地下キセノン実験装置(LUX)は2016年に運用を終え、2020年からの運用開始を計画している次期実験装置LZ(LUX-Zeplin)に引き継がれる予定です。LUXでは残念ながら、ダークマター粒子の検出に至りませんでした。
なお、『ダークマター・ミステリー』で紹介されているキセノン検出器(XENON1T)は2016年から運用を開始し、2017年に最初の結果が発表されました。
この作品のライセンス料は無償となっています。どなたでも自由に上映することができます。
この作品は、Digitarium映像装置CU-1およびCU-Zにバンドルされています。
■日本語版
制作:MiC PARIS (2017)
翻訳:森 正、野村泰紀(カリフォルニア大学バークレー校物理学教授)
語り:瑞木にょこ
ファイル
オリジナルサイトでファイルをリクエストする他、下記URIから直接ダウンロードすることもできます。その場合、ESOサイトのファイルは展開パスワードが必要になりますので、フォームを使って入手して下さい。
※ESOサイトのZIPファイルをWindows標準の展開ソフトで展開するとに失敗する場合があります。その場合は、7-Zip等をお使い下さい。
■映像(ドームマスター)
4Kドームマスター(ESOサイト)約215.4GB
2Kドームマスター(ESOサイト)
約75.0GB
1.5K MPEG4(ESOサイト)約2.8GB
■音声
5.1チャンネルサラウンド音声(日本語版)(ESOサイト)約1.9GB